台座ノ頭(だいざのあたま)
硫黄岳と横岳の間にある小ピークで登山道はこのピークの西側を通ってピークより100mほど南で稜線に出ます。この稜線に出たところは5m×5mほどの広場になっていて、硫黄岳のほうから来たときに富士山が見えるので「富士山の広場」と名づけてみました。台座ノ頭のピークには行けないのでその富士山の広場からの景色です。
N35.98959° E138.37392° 標高 2795.0m
[1] 台座ノ頭のピークの向こうに浅間山とその西に続く高峰高原の山が見えています。
[2] 台座ノ頭の右側に佐久の西側の山々が見えています。
[3] ほぼ東側になる方向です。奥のほうが千曲川の源流です。
[4] 野辺山高原をはさんで甲武信ヶ岳や横尾山が見えます。雲がなければ金峰山や大菩薩方面から御坂山地にかけての山並みが見えるのがこの方向です。手前の杣添尾根はここより南側の横岳から東へ伸びている尾根、そして、県界尾根は赤岳から長野県と山梨県の境になって高原へ下っています。
[5] 南南西の方向には富士山が雲の上に浮かんでいます。そして甲府盆地の北側の山が見えています。雲がなければ丹沢の大室山、道志の御正体山などもこの方向に見えます。
[6] 雲の上に浮かんでいる富士山をズームで写したものです。手前の御坂山地もわずかに見えています。
[7] 南へ続く主稜線ですが、横岳に隠れて赤岳は見えません。さらに遠くには南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳が見えています。
[8] 阿弥陀岳とそこから下る尾根の途中にある御小屋山の向こうに南アルプス北端部が見えています。雲に浮かんでいるのは中央アルプス木曽駒ヶ岳です。
[9] 雲に浮かんでいる木曽駒ヶ岳付近をズームで写したものです。
[10] 御嶽山や乗鞍岳が遠くに見えているようないないような感じです。守屋山は南アルプスの北端、手前に茅野や諏訪の市街地があります。
[11] 硫黄岳から西へ伸びる尾根の向こうに霧ヶ峰があり、遠くに北アルプスの穂高あたりが見えています。
[12] 穂高から槍にかけての部分をズームで写しています。
[13] 霧ヶ峰や美ヶ原の向こうに北アルプスが見える方向です。このときは雲に隠れています。手前の尾根の右端は硫黄岳の御料局三角点があるあたりです。
[14] 広い硫黄岳の山頂の上に北八ヶ岳の蓼科山と横岳が頭を出しています。手前右の斜面が台座ノ頭の西側で一筋の線が登山道です。