大汝峰(白山)(おおなんじみね)
山頂部で2番に高いところです。広い山頂部からは360度の展望が得られますが、このときは東から南にかけてが見えました。そのほかは雲海の下でした。
N36.16171° E136.76645° 標高 2684.0m
[1] 大汝峰山頂部に登りつく少し手前で別山に滝雲がかかっていました。南から西側の遠いところは雲海の下でした。
[2] 大汝峰山頂から岐阜県側を見ると手前の山々の向こうに北アルプスが見えます。
[3] 北アルプス立山連峰と白馬岳です。三名山である立山には白山と似たような名前があります。こちらは「大汝峰」ですが、立山は「大汝山」ですね。「別山」は全く同じです。そして雄山から下がる稜線に後立山の鹿島槍ヶ岳が頭を出します。
[4] 北アルプス裏銀座の部分です。北薬師岳の左側斜面から4時48分に日の出だったのですが、雲があったので見えず、これを写した5時4分でもまだ雲に隠れています。
[5] 北アルプス穂高連峰の部分です。雲の上に3000メートルの高峰が浮かんでいます。
[6] 北アルプスの南側に連なる乗鞍岳です。最高点は南にある剣ヶ峰で3025.7メートルです。そしてその右に八ヶ岳が見えています。まさか見えるとは思っていなかったので、現地で南アルプスはもう少し南(画面では右)だし、中央アルプスは明らかにもっと南に見えているし、八ヶ岳だろうかと思案した方面です。最高峰は赤岳で2899.4メートルです。
[7] 八ヶ岳の右側に中央アルプスの北端部と南アルプスの北端部が見えます。
[8] 南アルプスと中央アルプスが重なっているところの手前に御嶽山(最高点は剣ヶ峰の3067m)が見えます。南アルプスでは北岳(3193m:第二の高峰)は見えますが、間ノ岳や塩見岳などは御嶽山に隠れます。また、中央アルプスでは主峰の木曽駒ヶ岳(2956.1m)や宝剣岳などが隠れます。富士山もこの方向ですが、御嶽山の継母岳から南西へ延びる尾根に隠れます。
[9] さらに南へ続く南アルプスと中央アルプスです。右端は剣ヶ峰で、これに隠れるまで続きます。
[10] 南側にある剣ヶ峰です。