一切経山(いっさいきょうざん)
吾妻連峰の山の一つで南側斜面からは噴気を上げる活火山です。風向きによっては山頂付近で硫化水素の匂いがしていました。広い山頂のほぼ中央に一等三角点があります。
N37.73524° E140.24441° 標高 1948.8m
[1] 南から南西にかけて手前には穏やかな頂きが並んでいます。雲がなく、空気が澄んでいれば東吾妻山の左側遠くに那須の三本槍岳、磐梯山に重なるように尾瀬の燧ヶ岳が見えるでしょう。
[2] 南西方向に磐梯山があり、手前に吾妻連峰の円頂がたくさん見えます。
[3] 西側に吾妻連峰の山並みがあります。いずれも緩やかな円頂という吾妻連峰の特徴をもつ山です。西吾妻山は福島県と山形県の境です。
[4] 西吾妻山から藤十郎、そして昭元山からニセ烏帽子山まで、吾妻連峰の中でも福島県と山形県の境の山が続きます。
[5] 北西方向です。栂森は家形山の斜面に隠れるようにして山頂がかろうじて見えています。これと久蔵森は山形県です。雲がなければ飯豊山が見えるでしょう。
[6] 雲が下がっているときに広い山頂の西側で写したものです。右端に山頂の一角が写っています。この人たちは「魔女の瞳」が見えるのを待っています。また、トンボがたくさん飛んでいて近いところのものがそれなりの大きさに写りました。
[7] 家形山との間にあるカルデラ湖の五色沼、通称「魔女の瞳」です。上空に雲があるので濃い青色に見えました。